日記ではなく「週記」くらいになってる。
。。。
この1週間は現地人もびっくりな感じに雪が降った。
一晩でどんだけ積もんの?と突っ込みたいくらい降る。
湿気がないから、完全なパウダースノー。
足がハマって大変なことになる。
地面が見えてる場所があるかと思えば、凍っててツルツルで超危険。
バスの運ちゃんは、停留所のかなり前からブレーキをかけるようだが、大抵のバスは全然停留所の前に止まらない。夏~秋は比較的正確だったダイヤも、5分くらいは普通に遅れる。
さっき、ちょうどテレビでも、交通事故の様子を伝えていた。
フィンランド語だから何言ってるか分からないけど、
「街は大変なことになってます」
というニュアンスだけは伝わってきた。
。。。
ここ1週間のできごと。
海上散歩をしたり、カルチャーセンターに通い始めたり、夜間テニスをしたり、同僚のFarewellパーティーに行ったり、嫁が日本に帰ったり、髪の毛を切ったり。
あ、もちろん、仕事もしてますよ。ここには書かないけど。
■海上散歩
ぼくの家は海から徒歩2分。海もこの時期は凍りつくので歩ける。
アパートの仲良しさん達に誘われ海上散歩へ。
海の上にスケートリンクを作ったりする。
←こんな感じ。
真っ白なだけで何がなんだか分からないけど、海の上から岸を写した様子。ぽつんと人がいる。歩いている人よりも、スキーを履いている人の方が多い。
ちなみに、今のアパートに引っ越してきた日に撮った写真。写真に写っている"島"よりも先まで歩いた。
春が待ち遠しい
■カルチャーセンター
ここに嫁と一緒に週1回1.5時間、英語の授業に通っている。
さすが教育の先進国、フィンランド。
カルチャースクールも、びっくりする位の値段で通える。
ぼくらのコースは週1回1.5時間、3ヶ月で30euro(4000円弱!)。
ちなみに、学校(大学も!)は学費はタダ。
日本じゃ考えられない。
。。。行ってみると、そこは、おば(あ)ちゃんの集会所。。。
若い子はみんな英語が上手だし、そもそもあまりカルチャーセンターには通わんわな。
でも、このおば(あ)ちゃん達も英語が上手でびっくり。
嫁さんは、レベルの高さに戦意喪失気味だった。
まぁ、息抜きにはぴったり。良いところ見つけた。
■Farewellパーティー
以前から書いているが、職場の人の入れ替わりが非常に多い。
しかも不定期。
卒業するタイミングも就職するタイミングも人それぞれ全然バラバラ。
もちろん、日本でお馴染みの「シュウカツシーズン」なんてない。
人によって違うから。
研究室の中心的なメンバーだった人が、年明けから企業に就職した。
で、昨日はその人のFarewellパーティーだった。
習慣の違いは面白い。
日本の(ぼくの会社の)歓送迎会は、基本的に主賓は「お呼ばれ」するものだが、こちらはどうも様子が異なる。以前にも書いたかも知れないが、こちらは「主賓」が仕切る。
これは、この職場のローカルルールなのか?
要は、Farewellは、去る側の人が
「今までお世話になりました」
ということを、みんなに伝える場のようだ。
「職場を去ります。感謝の意を込めてPulla(シナモンロール)をCoffee Roomに用意しておきましたので皆さんで食べてください」
というようなメールがメーリングリストに月1くらいで流れている気がする。
。。。。
昨日は、大学構内のBarで軽く飲んだ後、ヘルシンキの中心街のレストランに移動。
このレストラン、めちゃ美味かった。Kolme Seppääというところ。
雰囲気もすごく良い。お洒落。なぜかDJもいる。
お薦めです。お金に余裕のある人には。。。
一旦帰宅された先生も私服で合流。普通のおじさん。
以前も書いたと思うが、こっちでは教授をFirst Nameで呼ぶ。
先生が来ても、みんな
"Hei, ○○(First name)!"。
(英語のHeyはフィンランド語でHei)
Farewellパーティーは、みんなで美味しいものを食べて酒飲んでおしゃべりして終わり。
歓送会にありがちな「一言お願いします」的なものもない。
先生も、普通にみんなと一緒に食事しただけ。
「Industryに行っても頑張りなさい」
的なコメントも全くなし。
お勘定も、全員別々。
1人1人支払えるようにレシートを分けてくれて、各自がクレジットカードで支払う。
これも不思議なシステムだよねぇ。
2次会はお向かいのBar。夜中の2時まで。
主賓には日本酒の小瓶をプレゼントした。
喜んでいたようで良かった。
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