土曜日は,終日「ビジネスゲーム」なるものに参加した.
授業の一部としてこういうものがある.
3~4人1組のチームで会社を作り,4社が同じ市場で競争する,というもの.
ぼくは,パキスタン人2人とエチオピア人1人との4人チーム.フィンランドなのに色白な感じの人がいない.ぼくを含め3人が現役サラリーマンで,残る1人も社会人経験がある子.
「経営判断」を競うようなゲームで,市場シェアが全社ちょうど25%のところから開始される.
ゲームという割には,かなり色々なパラメータを設定することができる.
サービス毎の販売価格,設備投資額,銀行からの借り入れ額・期間(長期・短期金利を考慮),マーケティング費用,R&D費用,社員の給与(社員の能力・実行力というパラメータに繋がる!),設備メンテナンス費用...まぁ,とにかく多くのパラメータがある.
ぼくは研究所に勤めている自称技術屋さんなので,社会人経験の割にはこのようなビジネス関連のことには疎い.チームメンバも同様に技術屋さんなので,どうしても技術Orientedな作戦に出てしまう...
で,ぼくらの建てた作戦は「初年度に低い設定だった長期金利で金を大量に借りて,設備,R&D,マーケティングに思いっきり投資する」というものだった.
...結果は...
R&Dへの投資がこれだけ利益に繋がらないゲームって...
要は,ゲームの想定期間が5年だったため(ゲームの進行状況によって変化する),アグレッシブな投資は回収出来ない,というオチ.確かにR&Dへの投資が会社の利益になるのは随分先だよなぁ...
今回のぼくの留学への投資なんて額としては安いけど,会社的には回収できる投資なんだろうか?(笑)まぁ,ぼくには回収させてあげられるよう頑張ることしかできませんが..
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