2009年10月24日土曜日

火事

とんでもないベルの音ともに目を覚ます.

目覚ましい時計のベルよりも10dBは大きい.桁が違う.
明らかに非常ベルの音だ.

時計を見ると,夜中の3:30.

こんな時間に非常ベルを鳴らすなんて迷惑な奴もいるもんだ.
ぼくの感覚からすると非常ベルは「鳴る」ものではなく「鳴らす」もの.
そのうち収まるだろう.ベッドの中でぼんやりそう思っていた.

...が,10分経っても鳴りっぱなし.
怒りでだんだん体も頭も起きてくる.


冷静になってみると,3:30に間違って非常ベルを鳴らす奴っているのか?
うちのアパートは住人以外は建物自体に入って来れないから,外から誰かが入ってきてベルを鳴らしたとも考えにくい.


...ということは???


以前,実家の庭の木を"放火"されたときのことが頭によぎる.
(放火と言っても,タバコの吸殻を投げ入れられて枯れ木が1本燃えただけのボヤだったが)


おそるおそる玄関を開けてみる.



すると..廊下が白い気がする...しかも若干煙たいような...
さらには,リュックを背負って避難している人が何人がいる.
しかも,1つ上の階から壁や玄関を壊しているような爆音がしてきた.



おぉ,リアル火事?!?!


ということで,パスポートや財布等貴重品一式をちゃんとリュックにつめ,ダウンコートも着てから避難.



我々と一緒に避難しようとしていた住人に「何が起きてるんだ」と聞いたところ,ちょうどぼくらの部屋の真上あたりの部屋から煙が出ていて,それを検知した火災報知器が鳴っているとのこと.
おぉぉ..マヂ??


そうこうしているうちに,玄関を叩いているんだか壊しているんだかの音がさらに勢いづく.


アパートの外もスゴイことになっている.あまりにもスゴイことになっていたので写真を撮ってみた(笑)









...オチからいうと,結局何が起きたんだかいまだによく分からず.

外に5分もいると寒くなってきたので,部屋に戻る.


火事と言っても,たぶんタバコの火の不始末かなんかだろう.
アパート室内禁煙だった気がするが.



そんなこんなで,再度眠りについたのは4時すぎ?



とんでもない1日でした..眠くて仕事にならんかったし..

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