2010年5月28日金曜日

Sauna Society

以前の日記で「サウナソサエティ」の話をした.

なかなか先生とぼくらの予定があわず延期されてきたが,
ついに昨日行ってきた.
高級会員制サウナソサエティ.

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To become a private member one must be recommended by two members of the Society. These two have to be active members who have been members for more than five recent years. New members will be accepted twice a year in a meeting of the board of the Society.
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年会費が必要なのはもちろん,在籍5年以上の会員2名からの招待がないと入会できない.
さらには,年2回のボードミーティングで承認されないとメンバーになれない.

フィンランドサウナソサエティのホームページ
以前の日記


同僚達も存在は知ってはいても行ったことのある人はいなかった.

...

仕事を早めに切り上げ,先生の運転する車でサウナへ向かう.
外国人に"フィンランド"を体験してもらいたい,という先生のはからいで,同行したメンバはぼくとギリシャ人とインド人.

これまで気付かなかったのだが,実はこのサウナ,ぼくたちが住むアパートから歩いていける距離にあった.先生からも繰り返し言われたが,ぼくらは本当に良い場所に住んでいるらしい.

また,先生曰く,
「これから行くサウナはフィンランド1のサウナだから,世界一のサウナなんだ」

うーむ,日本のサウナよりは良いと思うけど他国のサウナを知らないから何とも言えん..

...

サウナに到着後,まずは汗をかこうということで,着替えてから海岸沿いをジョギング.
ぼくらのいつもの散歩コース.

同行人は
・ ふとっちょインド人(肉食わないのに何故にその体型?と突っ込みたい)
・ ヘビースモーカーギリシャ人(フィルタ付きの普通のタバコではなく自分で葉を巻いて吸っている)
・ アキレス腱を痛めているフィンランド人(先生.でも,運動神経抜群.これまで何回か見てきた)

ということで,ジョギングというよりはウォーキングだった.

...

ウォーキング終了後,サウナに.
と,そこで,サウナに向かう途中に何故か日本語の張り紙が目につく.

 「国際サウナ会議 2010/5/27,28 @東京ドームホテル」

おぉ.今日明日でそんなフシギな会議が東京で開催されるとは.

ドームにはラクーアがある.
みんなでラクーアに入るのだろう.(ほんとか?)

...

サウナは全部で5~6種類あったかな?「会員」は,サウナを番号で呼ぶらしい.
 「次は3番に行こうか」
 「今日は1番はぬるいらしい」
などなど.

なんでも,もっとも熱いサウナが最近火事で燃えてしまって現在修復工事をしているそうだ.
先生は,毎年のようにこんな感じの火事が起こる,なんてことを言っていた.
確かにサウナ自体完全に木製で,かつ,ちゃんと薪で温めているから火事が起こりやすいのは間違いない.ただし,先生がその旨説明し終わると,となりのおっさんが
 「毎年は起きないぜ.せいぜい数年に1度だよ」
なんて訂正してくれた.まぁ,どちらにしろ火事は珍しくないらしい.

いくつかあるサウナでもっとも由緒正しい歴史のあるサウナが"スモークサウナ".
 「スモークサーモンみたいに燻製になっちゃうんじゃないの?」
と思っていたが,そんなことはない.

薪からでる煙を煙突経由で排気させずに,サウナの中に入れてしまうから"スモークサウナ"らしい.
熱くて頭が朦朧としていたときに英語で聞いた説明だから,誤った情報かもしれないが.
# あとでちゃんと調べて,もし間違ってたら訂正します.

ということで,壁はススで真っ黒.若干,煙臭い.
でも,掃除が行き届いているようで,触ってもそこまでは黒くならない.

...うーん,ぼくはスモークじゃない方が好きかなぁ.

...

3種類のサウナに入った後は,ビーチへとつながる庭で休憩.
当然のように,素っ裸で海水浴.
ここは,ヘルシンキのど真ん中.
快感.やみつきになりそう.

その後もいくつかのサウナに入り,再度外で体を冷やす.

ぼくが,もう1度泳ごうと言ったら,賛同してくれたのはふとっちょインド人だけだった.
2人で再度海水浴.
皮下脂肪厚いくせに,すぐに寒い寒いと言ってあがってしまった.
根性が足りんな.

...

サウナ後は,
 "ビール → ソーセージ → クレープ"
の軽食をとる.Typical Finnish cuisine.
もちろん,先生のおごり.

帰りは先生に家の前まで車で送ってもらった.

...

そんなこんなで至れり尽くせりの1日だった.
いやはや,この研究室を選んで良かった.

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