2009年9月19日土曜日

授業

忙しくなりはじめ,日記をつける余裕がなくなってきた...

...

今学期は,4つの講義を取ることにした.秋に2つ,春に2つの学期(Periodと言うらしい)があるらしく,9月からのはPeriod1という学期にあたるようだ.

ぼくは"visiting researcher"という立場なので学生ではない.
要は,"単位"や"成績"はつかない.
"講義を取る"と言ったって,実は"もぐり"で聞いているだけ.

先生からは
「正式にPh.Dの学生として登録しても良いんだよ.そうしたら正式な学生になれるよ」
と言ってもらったが,丁重にお断りした.

いくらNOと言えない典型的な日本人でも,そこは...ねぇ.


1つめが先日の日記にも記した"Intensive Course".
これは撃沈.
いやぁ,厳しかった..

成績がつかない立場で良かった...




2つめが専門に関連した(?)授業.これは面白い.こんな内容の講義,少なくとも母校にはなかったし,多分日本にはない.アメリカでも聞いたことがない.まさにフィンランドならでは,という気がする.

だが,週2回 x 1.5時間で8:15開始.結構厳しい.「小学校かよ!」と突っ込みたくなるくらい早い.日本での通常勤務が10時開始だったぼくにはかなりきつい.(小学生でも8:15からは授業ないよな...)





3つめが英語の授業.Speakingが中心の演習形式.これも面白い.前回は"Pop-up speech"の練習.与えられたテーマに関するスピーチを10分で考えて,3人のグループのなかで発表するというもの.このテーマが,また難しい.

「終身刑は死刑の代わりとして相応しいか?」
(Life imprisonment is a good alternative of capital punishment.)
「人は技術の奴隷になっていくのか?」
(Is technology slowly enslaving us?)
「クローン人間を作ることは許容されるべきか?」
(Human reproductive cloning should be allowed.)

# 英文が肯定文なのに和訳が疑問文,なんて突っ込みはなしで...


日本語でも難易度高し.


3人のグループは,ぼく以外の2人はラテン系のチャラ男くん.イタリア人とかじゃないかな?ところが,このチャラ男くん2人,意外にしっかりしていてびっくり.きっちり話せている.しかもロジカルに..

..はい.ぼくが1番しょぼかったです.

こんな感じの授業が,週2回 x 1.5時間,12月末まで続く.これで,少しは英語のスキルが鍛えられるだろうか?







最後の講義は,来週からはじまる.国中からゲストスピーカーをInviteしての特別講義らしい.ぼくの先生がOrganizer.過去には大臣まで講義に来たとか.ほぼ全員企業のトップクラスの人達.


...実は,日本にいるときにこの講義のゲストとしてスピーチしないかとのメールを貰っていた....

が,ぼくと会って少し話しをした途端に
 「うーん,やっぱりいいやー」
的な感じになった.

そりゃそうだろ...どんな奴が来ると思ってたんだ??





そんな感じの1週間.授業ばかりだと研究が進まない.こちらもどうにかせねば.
結構大変かも.留学って.

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