先日のこと.
アパートの玄関の呼び鈴が鳴る.夜だったので,少しドキドキ.
あけてみると,外には明らかにフィンランド人ではない男の子が.
「これから洗濯するよね?ぼくその後で使いたいんだけど,使い方教えてくれるかな?」
うちのアパートには洗濯室があり,予約をして使うようになっている.
予約と言っても,洗濯室備えつけのノートに部屋番号を書くだけ.
それを見れば,どこの部屋の人が何時に使うかがわかる.
で,彼は隣人(ぼくたち)が使う予定を確認してから訪ねてきたらしい.
以前の日記にも書いたとおり,洗濯機を動かすには携帯電話が必要.
指定された番号に電話をすることで洗濯機の電源が入り,合わせて課金もされる.
はっきり言ってムダなハイテク.コインで良いだろう,コインで.
ぼくも初めて洗濯しようとしたときには勝手がわからず途方に暮れた.
彼もぼくと同じ状況だったらしい.
「意味わかんないよねー」
とかいいながら,彼に洗濯機の使い方を教えてあげた.
彼はトルコ人.
洗濯をしながら世間話をしていると,彼もTKK(ぼくの大学)の子らしい.
さらに話を聞くと,どうやら同業者のようだ.
以前うちの会社にいた背の高いオランダ人,以前の日記に書いたビジネスゲームでパートナーだったパキスタン人と同じ会社で働きながらPh.Dを取りに来ているそうだ.
こちらの滞在は2週間とのことで,今週末には会社(ドイツ)に戻るらしい.
さらにさらに話を聞くと,同じ学科で研究室もお近くとのこと.
すんごい偶然もあるもんだ,と思っていたら...
彼も秘書さんに部屋探しをお願いしたとのこと.ぼくもこの秘書さんに部屋を探してもらった.要は,うちの学科御用達のアパートのようだ.
昨日は,彼と一緒にアパートのサウナに行き,彼の部屋でお茶も飲んだ.
折角仲良くなったのに,今週末でいなくなっちゃうのね.寂しい限り.
ついでに,「アニリール・セルカン」のことも聞いてみた(笑)
NASAの宇宙飛行士候補生でアルペンスキー選手で初の金メダリストなら,当然トルコでは超有名人なはずだろう.
まぁ,当たり前すぎる回答が返ってきただけだったが.
「誰それ?お前の友達?知らないよ」
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